人相学を学ぶには?本の選び方と独学の進め方

本とノート、手鏡が置かれた机の上で、人相学の本の選び方と独学の進め方を紹介する記事のアイキャッチ

当サイトの人相学・ほくろ占いの解説は、辞書や公開されている解説をもとに、昔から伝わる一般的な読み方を編集部が独自にまとめたものです。人相学は占いの一つで、顔から性格や運勢がわかるという科学的な根拠は確認されていません。ほくろの形や大きさの変化など体のことで気になる時は皮膚科に相談してください。記事内には広告を含む場合があります。

書店の占いの棚で、人相学の本を手に取ってみたけれど、どれを選べばいいか分からなかった。そんな経験がある方もいるはずです。

結論から言うと、人相学の本は「今の自分がどの段階を学びたいか」で選ぶと迷いにくくなります。いきなり分厚い事典を買うより、全体の地図から順番に学ぶのが近道です。

この記事では、本を選ぶ時のチェック項目と、独学の進め方を4つの段階で紹介します。

目次

人相学の本を選ぶ前に知っておきたいこと

先に結論

人相学は、顔のつくりから性格や運勢を読む昔からの占い(相術)の一つです。本を選ぶ前に「占いとして楽しむもの」と知っておくと、内容を落ち着いて読めます。

人相学は、中国で生まれ、日本にも古くから伝わってきた占いです。顔から性格や運勢がわかるという科学的な根拠は、今のところ確認されていません。

『じゃあ、学ぶ意味はないの?』と思うかもしれませんね。

そんなことはありません。

顔の場所の呼び名や言い伝えを知ると、昔の人が顔をどう見てきたかが分かって、文化として楽しめます。自分の表情を見直すきっかけにもなりますよ。

人相学を学ぶと、こんな楽しみ方ができる

人相学の本を読むと、顔の場所に昔の人がつけた名前を知ることができます。眉と眉の間を「印堂」、鼻の付け根を「山根」と呼ぶ、といった具合です。

写真を撮る時に「今日は口角を上げてみよう」と表情を意識するようになった、という楽しみ方もあります。どの顔にも良い読み方があると知ると、自分の顔を少し好きになれるかもしれません。

人相学・観相学・顔相学、本のタイトルの違い

本を探していると、人相学の本のほかに、観相学の本や顔相学の本も見かけますよね。

言葉は違っても、内容が重なっていることが多いです。違いをざっくり整理するとこうなります。

言葉一般的な意味本を選ぶ時のポイント
人相学人相から気質や性格、運命を読む知の体系入門書が多く、最初の1冊を選びやすい
観相学顔だちや表情から性格や才能を判定しようとするもの辞書によっては骨相学の意味で載っている
顔相学顔を看る占い(顔相)を学ぶもの顔に絞った内容のことが多い

占い用語集では、正確には「顔相」は顔を看る占い、「人相」は顔を含めた体全体を看る占い、と説明されています。ただ、日本では顔を見る占いを一般的に「人相」と呼んでいます。

観相学の本を選ぶ時は、中身が顔の読み方なのか、頭の形を扱う骨相学寄りなのかを目次で確かめておきましょう。言葉の違いは観相学とは?人相学・顔相との違いで詳しく紹介しています。

歴史を少し知っておくと、本が読みやすくなる

人相学の本には、古い言葉や中国由来の呼び名がたくさん出てきます。歴史の流れを少し知っておくと、読みながら迷いにくくなります。

時代・場所人相学の流れ
中国・東周の時代吉凶を予知する方法として相法が編まれたのが始まりとされる
中国・漢代目・鼻・口など、部分の相が確定された
日本・遣隋使や遣唐使の頃中国の相法が伝わった
日本・江戸時代中国の古典が輸入され、人相見が職業として広まった
日本・明治から大正欧米の人相学が入り、従来の観相術が見直された

本によって読み方が少しずつ違うのは、こうした長い歴史の中で、いくつもの流派が生まれてきたからなんです。

独学は「地図・パーツ・ほくろとシワ・観察」の4段階で進める

ここが大事なところです

人相学の独学は、細かいパーツから入るより、顔全体の地図から学ぶ方が覚えやすくなります。この記事では、4つの段階に分けて進め方を紹介します。

『目の形のページから読み始めたけれど、途中で分からなくなった』という方も多いはずです。

人相学は、顔のどこがどんな意味を持つかという「地図」を土台にしています。土台がないままパーツの読み方を覚えても、つながりが見えにくいんです。

人相学を独学する4段階
  1. 全体の地図を知る(三停・十二宮・五官)
  2. パーツの読み方を学ぶ(額・眉・目・鼻・口・耳・あご)
  3. ほくろとシワの読み方を学ぶ
  4. 実際に観察してみる(まずは自分の顔から)
人相学を独学する順番を、地図・パーツ・ほくろとシワ・観察の4段階で示した図解

段階1 顔全体の地図を知る

最初に覚えたいのは、顔を上・中・下の3つに分ける三停です。

区分範囲人相学で表すとされるもの
上停額から眉まで若い頃の運
中停眉から鼻まで働き盛りの頃の運
下停鼻の下からあごまで晩年の運

範囲や年齢の区切りは、本や解説によって違います。中停の下の端を「鼻の下」とする解説と「鼻先」とする解説があるので、読み比べる時は気にしておきましょう。

十二宮は、本によって名前や範囲が少し違いますが、よく出てくるのは次のような場所です。

十二宮の名前場所一般的に見るもの
官禄宮額の中央仕事や名誉
命宮眉間願いごとや全体の運勢
兄弟宮眉兄弟や親族との縁
妻妾宮目尻配偶者や恋人との関係
財帛宮鼻先・小鼻金運や収入

全部を一度に覚えようとしなくて大丈夫です。まずは表の5つを、鏡を見ながら指で押さえてみてください。

三停の次は、顔を12の場所に分ける十二宮と、耳・眉・目・鼻・口の5つを指す五官です。詳しくは三停とはと人相学の十二宮とはで紹介しています。

段階2 パーツの読み方を学ぶ

地図が頭に入ったら、パーツごとの読み方に進みます。五官の考え方では、それぞれのパーツに役割があるとされています。

パーツ五官での名前解説でよく見る意味
耳採聴官情報や判断力
眉保寿官協調性や人付き合い
目監察官感情や洞察力
鼻審弁官意志力や金運
口出納官愛情や表現力

例えば額なら、人相学では広い額は知性的と読まれることが多く、狭い額は直感タイプと読まれることがあります。どちらにも長所として語られる面があるのが、人相学の読み方の特徴です。

五官の名前や意味の表記は、本によって少し違うことがあります。目の名前を「鑑察官」と書く解説もあるので、見つけても同じものだと思って大丈夫です。

パーツは一度に全部覚えなくて大丈夫です。今日は眉、明日は目、と1日1つずつ進めると、無理なく続けられます。

段階3 ほくろとシワの読み方を学ぶ

パーツの次は、ほくろやシワの読み方です。人相学では、同じほくろでも顔のどの場所にあるかで意味が変わるとされます。

例えば、目尻のほくろなら十二宮の妻妾宮に当たるので、恋愛や配偶者との縁と結びつけて読まれることがあります。

つまり、段階1の地図とセットで読むものなんです。地図を先に覚えておくと、「このほくろは十二宮のどこに当たるか」が分かって理解が深まります。

シワも同じで、額の3本の横ジワ(天紋・人紋・地紋)は吉相とされるなど、場所ごとに読み方があります。ただし、3本それぞれの意味の割り当ては、解説によって違います。

補足

ほくろやシワは、形や大きさ、色の変化が気になる時は皮膚科に相談してみてください。人相学の本は、あくまで言い伝えとして読むものです。

段階4 実際に観察してみる

最後は、学んだことを実際の顔で確かめる段階です。まずは自分の顔から始めてみましょう。

真顔の時と笑った時で、目尻や口角、頬の印象がどう変わるかを見てみてください。顔の印象は、表情や写り方で大きく揺れ動くことが心理学の研究でも指摘されています。

自分の顔で観察する手順
  1. 明るい場所で、正面から鏡を見る
  2. 三停の3つの区分を、指で上から順にたどる
  3. 真顔と笑顔で、それぞれ写真を1枚ずつ撮る
  4. 2枚を見比べて、変わった所をノートに書く

自分の顔で試す手順は、人相診断・顔相診断のやり方で詳しく紹介しています。

人相学の本の選び方チェック表

選ぶ時はここを見る

人相学の本は、図の多さ・内容の範囲・言い伝えとしての書き方の3つを見ると、自分に合う1冊を選びやすくなります。

ここでは、人相ガイド編集部が考えた、本を選ぶ時のチェック項目をまとめました。書店で手に取った時や、ネットで目次を見る時に使ってみてください。

チェック項目見るところなぜ大事か
図や顔の地図が多い本文に顔の図がどれくらいあるか場所の名前は文字だけでは覚えにくい
三停や十二宮から始まる目次の最初の章地図から学ぶと、あとのパーツがつながる
読み方の違いに触れている「流派によって違う」などの説明解説ごとの差に戸惑わずに済む
長所も書いてある1つの特徴に良い読み方が添えてあるか前向きに楽しめる
断定しすぎない「〜とされる」のような書き方か言い伝えとして落ち着いて読める
自分の段階に合う入門向けか、事典向けか背伸びすると続かない
人相学の本を選ぶ時に見たいチェック項目をまとめた図解

本を読む時のちょっとしたコツ

人相学の本には、「印堂」「山根」「人中」のように、読み方の難しい言葉がたくさん出てきますよね。

初めて出てきた言葉は、読み仮名と場所をノートに書いておきましょう。顔の図に自分で書き込んでいくと、自分だけの地図ができあがります。

もう一つのコツは、1回で全部理解しようとしないことです。まずは全体をざっと読んで、気になった所に付箋を貼り、2回目にじっくり読むと頭に入りやすくなります。

段階別に合う本のタイプ

本は、内容のタイプで分けると選びやすくなります。

本のタイプ向いている段階特徴
図解の入門書段階1・2顔の地図とパーツの基本がひと通り分かる
部位別の事典段階2・3気になるパーツやほくろを引いて調べられる
古典の解説書段階3以降昔からの読み方や用語を深く知れる
歴史や文化の本どの段階でも人相学が生まれた背景を知れる

『最初から事典を買った方が、長く使えて得なのでは』と思うかもしれません。

でも、最初の1冊は、薄くて図の多い入門書の方が最後まで読み通しやすいものです。読み終えて「もっと知りたい」と思った所を、事典や解説書で深めていく方が楽しく続きます。

図書館で読み比べるのもおすすめ

いきなり買うのが不安なら、図書館で何冊か読み比べてみるのも一つの方法です。

同じパーツについて複数の本を読むと、共通して書かれていることと、本によって違うことが見えてきます。共通している部分が、人相学の基本と考えてよいでしょう。

よくある失敗

人や顔の特徴を決めつける書き方が多い本を、最初の1冊に選んでしまうこと。読んでいて気持ちが沈む本より、どの顔にも良い読み方を添えている本を選ぶと、前向きに学べます。

独学を楽しく続けるコツ

続けるコツは記録と距離感

人相学の独学は、観察したことをノートに残すと上達が実感しやすくなります。そして、人の顔を勝手に判定しない、という心がけも大切です。

本を読むだけだと、時間がたつと内容を忘れてしまいますよね。ここでは、独学を続けるための工夫を紹介します。

観察ノートを作る

おすすめは、自分だけの観察ノートを作ることです。1ページに1つのパーツを書く形にすると、あとで見返しやすくなります。

書く欄書く内容の例
パーツ眉
本に書いてあった読み方太い眉は意志が強いと読まれることがある
本による違い読み方が本ごとに少し違っていた
自分の顔で見たこと真顔と笑顔で眉の位置が変わった
気づいたこと表情で印象が大きく変わる

例えば、三停の範囲を調べた時に、ある本は「中停は鼻の下まで」、別の本は「鼻先まで」と書いていた。こうした違いを見つけたら、そのまま両方メモしておきましょう。

どちらが正しいかを決める必要はありません。「解説によって違う」と分かっていること自体が、独学の大きな収穫なんです。

「本による違い」の欄があると、言い伝えに幅があることを自然に覚えられます。

1日10分の独学メニュー

忙しい日でも、10分あれば独学は続けられます。毎日同じ流れにしておくと、習慣にしやすいですよ。

1日10分の進め方
  1. 本の1パーツ分のページを読む(5分)
  2. 鏡でそのパーツを見る(2分)
  3. 観察ノートに1行書く(3分)

1週間たったら、ノートを最初から読み返してみてください。『こんなに覚えたんだ』と、自分の進み具合が分かってうれしくなるはずです。

人の顔を見る時の心がけ

人相学を学ぶと、家族や友人の顔も見てみたくなりますよね。

ただ、相手の顔を勝手に判定したり、読み方を本人に押しつけたりするのは避けておきましょう。人相学は、人を判断するための道具ではないからです。

人相学を楽しむ時の心がけ
  • まずは自分の顔で練習する
  • 人の顔を話題にする時は、相手が楽しんでいるか確かめる
  • 良い読み方から伝える
  • 顔の特徴で人を判断しない

例えば、友人から「私の眉ってどう?」と聞かれた時は、「人相学だと、こういう良い読み方があるみたいだよ」と長所から伝えると、会話が楽しくなります。

学ぶうちに気になることが出てきたら

人相学を学んでいると、自分の顔や、人との関係について考える時間が増えていきます。

『本ではこう読むけれど、私の場合はどうなんだろう』と、一人で考え込んでしまうこともありますよね。

そんな時は、気になっていることを誰かに話してみるのも一つの方法です。顔のことや、その奥にある悩みを言葉にしてみると、自分の気持ちが整理されていきます。

悩みを相談する

顔のことや、その奥にある悩みを誰かに話してみませんか

人相やほくろの読み方を知って気になったこと、恋愛や人間関係のもやもやは、言葉にして人に話すだけで整理しやすくなります。電話占いヴェルニでは、電話・チャット・メールで占い師に相談でき、待機中の占い師をその場で選べます。初めての方向けの特典もあるので、内容は公式サイトで確かめてください。

24時間受付電話占いヴェルニの公式サイトを見る

(電話占いサービスの公式サイトに移動します。料金・特典・相談方法は公式サイトで最新の内容を確認してください)

人相学の本について、よくある相談

相談の多い3つ

「勉強する本を教えて」「今の科学ではどんな位置づけ?」「本にはどれも同じことが書いてあるけど本当?」という声がよく見られます。

知恵袋などで見られる相談から3つを選んで、要約して答えてみます。

相談1 観相学(人相学)を勉強する本を紹介してほしい

観相学や人相学を勉強するための本を知りたい、という相談は多く見られます。

この記事では特定の本の名前は挙げませんが、選ぶ時の観点ならお伝えできます。最初の1冊は、顔の地図(三停・十二宮)から始まっていて、図が多い入門書を選んでみてください。

迷った時は、本の最初の数ページを読んでみて、言葉づかいが自分に合うかを確かめるのもおすすめです。読んでいて楽しいと感じる本が、結局いちばん長く続きます。

そのうえで、気になるパーツを深めたくなったら、部位別の事典や古典の解説書に進むと無理なく続きます。

相談2 人相学は、今の科学ではどんな位置づけ?

骨相学や人相学は、今の統計学や科学から見るとどんな位置づけなのか、という疑問もあります。

骨相学は19世紀初めに唱えられましたが、脳の働きが分かるにつれて誤りとされ、信用を失ったとされています。人相学についても、顔から性格や運勢がわかるという科学的な根拠は確認されていません。

心理学の研究では、顔から性格を当てる正確さは「わずかにチャンスレベルを超える程度」とするレビューがあります。人相学の本は、占いや文化として楽しむものと考えておくと、気持ちよく読めます。

相談3 どの本にも「おでこが広い人は頭がいい」と書いてあるけど本当?

顔の相の解説を見ると、どこを見ても「おでこが広い人は頭が良い」と書いてある。本当なのか、という相談もあります。

たしかに、人相学では広い額は知性的と読まれることが多く、多くの解説で共通しています。ただ、多くの本に書いてあることは「よく知られた言い伝え」という意味で、事実として確かめられたわけではありません。

狭い額にも、直感に優れているといった良い読み方があります。

どちらの額でも、言い伝えとして楽しむくらいがちょうどいいんです。おでこの読み方はおでこ(額)の人相でも紹介しています。

よくある質問

人相学の本は、最初にどんなものを選べばいいですか?

三停や十二宮など顔全体の地図から始まり、図が多い入門書がおすすめです。薄めの1冊を読み通してから、気になる所を事典や解説書で深めると続けやすくなります。

観相学の本と人相学の本は何が違いますか?

内容が重なっていることが多いですが、辞書によっては観相学を頭の形を扱う骨相学の意味で載せていることがあります。目次を見て、顔の読み方が中心かどうかを確かめてみてください。

顔相学の本でも人相学は学べますか?

顔相は顔を看る占いを指し、日本では一般的に人相と呼ばれています。顔の読み方を学ぶなら、顔相学の本でも人相学の基本は学べます。

本によって読み方が違うのはなぜですか?

人相学は長い歴史の中でいくつもの流派が生まれ、解説者によって読み方が違うからです。複数の本で共通している部分を基本として押さえておくと、違いに戸惑わずに済みます。

独学でどのくらいで読めるようになりますか?

決まった目安はありません。1日1つのパーツを読むくらいのペースで、自分の顔で観察しながら進めると無理なく続けられます。

まとめ

この記事の要点
  • 人相学は昔から伝わる占いの一つで、本は言い伝えとして楽しむもの
  • 観相学の本は骨相学寄りの内容もあるので、目次で確かめてから選ぶ
  • 独学は「地図・パーツ・ほくろとシワ・観察」の4段階で進めると覚えやすい
  • 最初の1冊は、図が多く三停や十二宮から始まる入門書がおすすめ
  • 観察ノートを作り、人の顔を勝手に判定しない心がけで楽しく続ける
人相ガイド

人相ガイド 編集部

人相学の基本、目・鼻・口・耳などパーツ別の読み方、顔のほくろの意味、人相占いとの付き合い方を、辞書や公開されている解説をもとに、決めつけずやさしく整理している情報サイトです。 公式サイト

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